はじめまして。
「おだやかに自分を大切に生きる」「心地よい毎日を過ごそう!」をテーマに日々の気づきを発信しているrieです。[Shift of Life 〜人生のシフト]
サイトをご覧いただきありがとうございます。
わたしは毎日のやることリストをこなしても
「まだまだ・・」「もっと〇〇しないといけない」
という欠乏感から忙しく過ごしていた30〜40代から心のゆとりを持ちながら、今を大切にして生きる自分にシフトしました。
今では
- 周りの変化に気づくことのできる心の余裕
- 自分を大切にする時間の使い方
- 自分のしたいを叶えてあげる気持ちのゆとり
とともに、心地いい穏やかな流れの中で過ごせるようになりました♪
ここでは、私の伝えたいメッセージは何か、なぜ人生をシフトすることになったのかについてお話してみたいと思います。
物心ついた時に芽生えていたきもち
幼少期のわたしは、いつまでも一人で本を読んでいるようなおとなしい子どもで仲良しの友だちのあとをくっついて、本当は嫌だなと思っても一緒に遊ぶ感じでした。それでも、だんだんと自分の興味のあることには挑戦するようになっていきました。
でもそれは根底に何事にも自分自身にも「自信がもてない」ことが原因でした。
自分に足りないものを補うために必死だったからです。学生の時も社会人になってからも、いつも「おいていかれないように・・」というナゾの意識でいたことを覚えています。
資格を取ったり、海外に行ったり、周囲から見れば好きなこと、やりたいことをしているように見えたかもしれません。でも内面では、
「今の自分ではダメ!」
「まだまだ・・もっと!」
自分に足りないモノをみつけては、それが「わたしのやりたいこと」なんだと思い込んでいました。
内面で抱える葛藤に苦しむ日々
「自信がない」
「今の自分は充分ではない」
という感覚は、学生時代も独身時代も、結婚後の30〜40代もずうーっと変わりませんでした。
結婚後は、4人の子どもたちを育てながら仕事も続けていましたので。
常に7〜8個ほどのタスクが溜まっている状態です。
目の前のまず処理べきタスクをこなすことで精一杯の毎日。
子どもたちが小さい頃は3:30に目覚ましをかけて起きていました。
時間的にも経済的にも、自分を優先することなく毎日が過ぎていきました。
それでも、望んで授かった子どもたちと過ごす日々は「これが幸せの形なんだ。」と、ストレスを感じながらもとにかくタスクをこなすことに必死でした。
今、振り返ると、その幸せの形である子どもたちの一つ一つの成長の証をともに喜び、味わう余裕など当時のわたしには全くありませんでした。
- 遊び疲れて寝入ったかわいい寝顔
- 新しい何かを見つけて教えてくれる輝いた眼差し
- ボタンがはめられるようになった幼い指先
あげればキリがかけがえのない瞬間も駆け足て通り過ぎました。
もったいなかったなあとつくづく思います。
ところが、毎日必死に頑張っていても、「自信がない」「こんなわたしではダメ!」と思っているため、いくら頑張っても、自分にダメ出しをしていたのです。
とりわけ子育てに関しては、親としての責任を感じてしまい自分のしたことに対して、OKを出せない自分に苦しみました。
「これでよかったのか」
「もっとああした方が良かったのではないか」
「あんな言い方をして子どもは傷ついたのではないか・・」
と自分を責めるため、心の休まる暇がありませんでした。
「なんで、これでよしと思えないんだろう。」
「わたしは何に対してイライラしているのだろう。」
それはすべて、「自信がない」フィルターを通して見ていたからです。
自分にOKを出せないわたしは、同じように決してダメなわけではない子どもたちにもOKを出せずにいました。
[ちなみに・・これに気づくのは、もう少し後のことになります。]
大好きなこどもたちと過ごしていても本当に身も心も消耗していました。
ふっと、何もかも捨てていなくなりたい衝動にかられたことも何度かありました。アブナイですね。笑 今だから笑えます。
大切な人たちとの突然の別れ
わたしが、頑張ってこられたのは同じように4人の子供を育てながら仕事をしてきた母が見本となり、近くで相談できたおかげでもありました。
その母がある日、余命3ヶ月と宣告され形ばかりの介護の後、あっという間にこの世を去りました。
喪失感から抜け出せないわたしに、仲の良かったママ友が突然亡くなったとショッキングな知らせが届きました。
そして、不思議なことですが、それから3ヶ月、とても頼りにしていた子どもたちの塾の先生も突然に亡くなったのです。
相次いで、頼りにしていた兄も旅立っていきました。
深い悲しみと、喪失感からなかなか立ち直ることができず、自分の体調も崩してしまい最悪の状態になりました。
「なぜ、こんなに喪失感があるのだろう・・」
「自分もいつか、突然この世を去る時がくるんだ・・」
「自分に残された時間どれくらいなんだろう・・」
自分に置き換えて人生の残り時間をカウントダウンするようになりました。
大きく喪失感の波に襲われている間、自分を見つめざるをえませんでした。
体調も悪く、最低限のことしかできないわたしは自分と向き合った結果、自信のないわたしは、「誰かに認めてもらうことで、誰かの役に立つことで、自分の存在価値を確かめていた。それが自分のよりどころだった。」
ことに気づきました。
仕事と4人の子育てをしていた母を長女として助けることで認めてくれた母、しっかりと4人の子育てをしているわたしを母親として認めてくれた母。
子どもたちを応援する活動を通して、同じミッションをもち、認めて励ましあったママ友。
うちの子どもたちを褒めて認めてたくさんのことを教えてくれた塾の先生。
小さい頃から頼りにして何かあれば相談にのってもらった自慢の兄。
突然、逝ってしまった大切な人たちは、わたしのことをを認めてくれた人たちでした。
わたしは誰かに認められることで自分の存在を肯定していたのです。
認めてくれる人たちを失い、わたしは途方にくれてしまいました。
そして大きな喪失感の波にのみこまれてしまったのです。
「自信のない自分」
「足りない自分」
わたしのことを、誰かに認めてもらうのでなく自分で自分を認める。
それこそが自分に足りないことなのだとわかりました。
答えは自分の中にある
この人生の本質に気づくことができたのも、今までの学びのおかげです。
「自分に足りない」と思って学び続けてきたことが役立ちました。
- 自分の内面を掘り起こすためにノートに綴ること
- 心をしずめるための呼吸法やアファメーション
- 偏った考えを修正してくれるアドラーの考え方
- 「自分の中に答えがある」と教えてくれたアランのコーチングスキル
- その他、数え切れないほどの読書やセミナー
今まで、やってきたことは一つも無駄なことはないのだということも知ることができました。
いままでの失敗や後悔を感じた出来事、不安に潰されそうだった日、そして、大切な人たちが次々とわたしの前から去ってしまったことさえ、人生のシフトをするきっかけを与えてくれたのです。
今でも思い出が切なく胸がいっぱい広がります。
でも、目を閉じればいつでも心の中で語りかけることができます。
だんだんと喪失感にうなされることも少なくなりました。
悪魔のささやきがきこえる
自分が、どうして苦しかったのか、生きづらかったのか府に落ちて、ここからは自分を認めて、「しなければならない」タスクを手放して気持ちを緩やか過ごしていこうと決めてからは、清々しく楽しい毎日を送ることができました・・・。
とは、ならないのが人生のややこしいところです。
今までの生き方で染み付いたクセがあちこちに顔を出します。
「〇〇しなきゃ。」
「これを先に片付けなきゃいけないよ。」
「それじゃ、ダメでしょ。」
としなければならないスタイルを強要するささやきが聞こえてくるのです。
それでも「自分を認める」と決心したことをいつも心がけました。
- 朝、ヨガやストレッチで気持ちを整えてからスタートすること
- 毎日、寝る前に今日をふり返ること
- 呼吸法、アファメーションを取り入れること
そうすることで、自分に優しくすることを意識できました。
もちろん、無理をせずに・・・自分に優しく続けました。
やがておとずれた気持ちの変化
こうしていくうちに、少しづつ変化が起こりました。
- ふとした瞬間にこみ上げる感謝の気持ち
- 今まで感じたことのなかった気持ちのゆとり
- このままで大丈夫という漠然とした安心感
今まで、あんなに頑張っていた自分はなんだったのだろう。
このかろやかで安らかな空間はなんだろう。
爽やかなそよ風に吹かれるような心地よさに浸りながら昔の頑張っていた自分を思い出し、心からそんな過去の自分をいとおしく想う現在の自分がいます。
そんなわたしは、
不思議と他人や社会に対しても、やさしい眼差しで見ることができる
そんな体験をしています。
思いがけず訪れた変化ですが、これもとてもラクに感じられることです。
人生をシフトする
人は、それぞれのルートで人生のジャーニーを歩んでいくようです。
ある人は、仕事、人間関係、ある人は、恋愛や結婚、親子関係、また健康問題や、金銭問題をテーマに困難に出くわすかもしれません。
わたしも、子育てを通して、自分の葛藤と向き合いました。
- 自信がなく自分を信頼できない
- いくら頑張っても結果を肯定できない。
- 現実に対して自分にダメ出しをする。
その結果「自信が持てない」という魔のサイクルにハマっていました。
「何があっても自分が1番の味方であり絶対に自分を責めない。」
と決めて進んでいくと明らかに人生がシフトしました。
夫婦関係も変化しました。
結婚当初、仕事柄、わたしは夫に宣言されました。
「俺は外にいる時、何かあれば帰らないし、家にいる時何かあれば外に行くから、家庭は守れない。」
それ以降、子育ても頼ってはいけないと思いがんばりました。
物理的なこと、精神的なこと。
昔は、夫が不機嫌そうだと、「わたしが何かしたかしら?」と心配して憂鬱なこともありました。
今では、言いたいことは言って、言いたくないことは言わず、相手が不機嫌そうでも、気になりません。笑 自分にダメ出ししなくなったからです。
これは大きなメリットです。
《→もちろん、途中で悪魔のささやきが聞こえましたよ(^ ^)’’》
今はとってもラク♪♪ d(^_^o)
子どもたちも変化しました。
- 自分の道を見つけて進んでいくこと。
- 困ったときには、自分の気持ちを表現してくれるようになったこと。
- いい感じで、思春期を過ごせること。
それぞれのタイミングで、それぞれのテーマをきっかけに
人生のシフトは誰にでも起きるとわたしは思っています。
- 生きづらい感覚
- 漠然とした将来への不安
- 退屈でストレスな毎日
- 目的を見失っている
- 重い義務感を抱えている
- ネガティブな人間関係や環境
もしも、身に覚えがあるようなら、人生のシフトが待っています。
「答えは自分の中にある」
そして、自分の心の声に気づくこと
step by step, little by little.
人生をシフトするチャンスかもしれません。
おだやかで爽やかな安らぎの空間
それは、漠然とした不安から解放されるところです。
「Shift of Life」
[人生のシフト]を伝えることでお役にたてるならわたしのもう一つの爽やかな喜びです。
*アファメーションとは
真実についてのことば。あなたがそれを考えたり、語ったりするとパワーが得られるもの。正しいい思考が表現されたもので、私たちを中立にしてバランスを保てるようなことば。
(アラン・コーエン)
資格
- 保育士
- ライフコーチ(Alan Cohen氏認定ホリスティックライフコーチ)
- 認定心理士(日本心理学会)
- 終活アドバイザー(終活アドバイザー協会)
経歴
- 日本語教師
- 子ども英会話講師