[奇跡のコース]acimワークブック レッスン#25

acim 奇跡のコース レッスン#25

わたしは、それが何のためにあるのか わかっていません。

今日のアイディアは私たちがみているものが、すべて意味がないものだといっています。そして、なぜ、意味がないのかを説明しています。しかし、あらゆるものはわたしたちにとって最も益になるために存在しているともいっています。
私たちを悩ませているものも全てです。人間関係・健康問題・経済的な状況など全てです。
ごく普通に考えて、すんなりと納得するのはむずかしいように思います。
1日の中のほんの少しの時間を使ってこれに取り組むことにします。

「自我の目的」と「私たちにとって益になること」

どうやらわたしたちは、世の中とそこに存在する全てのものを自我の目的に沿って意味のあるものとして捉えているようです。(たしかに!)自我とは「私」のようで私自身ではないというのが真実です。自我のささやきを自分の声だと信じて世の中を見ていたら、全てのものの存在する理由を理解できなくなるというのももっともな話です。

わたしたちは物事の表面的な意味を自我の視点で捉えているだけで、それはつまり、世の中に存在する全てのものについて自分の益になるようには見ていないといえるようです。もったいない話です。

自我(エゴ)が作り出したあらゆるゴールを手放す

自我の目的に沿ってあらゆるものを見ているとはどういうことでしょうか。

悩みのタネは職場の上司や同僚、またはパートナーや子どもたちの振る舞い、希望の仕事につきたい、思うように動かない自分の身体、もっと自由な時間があれば・・。
それぞれにわたしたちは物事の表面的な意味を見ていますが、自我を離れて「私たちにとって益になる」という見方をします。

わたしはこの〜〜〜が、何のためにあるのか、わかっていません。

まずは、自分の周りを見回し、近くにあるもの、遠くにあるもの、大切なもの、些細なもの、人間、人間以外、目に止まるものに視線を止め、ひとつひとつにゆっくりと言葉にします。
わたしには、次のようなものが目にとまりました。

わたしは、このカップが何のためにあるのか、わかっていません。
わたしは、このカバンが何のためにあるのか、わかっていません。
わたしは、このセーターが何のためにあるのか、わかっていません。
わたしは、この車が何のためにあるのか、わかっていません。

一日、6回2分間のエクササイズを行うことをワークブックではおすすめしています。

今日のアイディアは、あらゆるものにわたしたちの自我が作り出したゴールを手放す方へ踏み出すためのステップとなっています。これがよいゴール、あれが悪いゴールと認識して過ごしていますが、それらのゴールには意味がないと認めることが唯一の道だとコースでは述べています。

acim 奇跡のコース レッスン#25 まとめ

わたしは、それが何のためにあるのか わかっていません。

ひとつずつ、ゆっくりと声に出して視線を止めて、今日のアイディアを当てはめてみましょう。
湧き上がる思いや、感情があればそれを見つめましょう。

では、今日はこの辺で・・ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
また、別の記事でお目にかかるのを楽しみにしています。

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Happy smile ♡

この記事を書いた人

Rie Sasaki
Rie Sasaki心理学士
「おだやかに自分を大切に生きる」「心地よい毎日を過ごそう!」をテーマに日々の気づきを発信しているrieです。

【資格】
保育士
ライフコーチ(アランコーエン認定ホリスティックライフコーチ)
認定心理士(日本心理学会)
終活アドバイザー(終活アドバイザー協会)
【経歴】
日本語教師(国内/海外)
子ども英会話講師

コーチング とは

クライアント(相談者)さんの人生における悩み、問題解決したいこと、目標達成したいことをテーマにクライアントさんにとってより望ましい方向へ向かうためのサポートをすることや、またそのために必要なアイディア、新しい考え方を共有することでクライアントさんの理想の人生に近づくお手伝いをすることです。