「奇跡のコース」acimが私に教えてくれたこと

はじめに・・・

これは、奇跡についてのコースです。

これは、必須のコースです。

あなたに任されているのは、コースを受ける時をいつにするかということだけです。

もう10年以上も前に、初めて目にした、このように始まる「奇跡のコース」はとても衝撃的でした。
当時はスピリチャルや、精神世界というものがまだそれほど社会で認知されていなかったような気がします。「奇跡のコース」を読み進めての感想は・・

「え、そうなの?」

「それって、どういうこと?意味がよくわからない」

「でも、ここに書いてあることは真実・・のような気がする・・」

その後、当初の熱狂的な学びの時期を過ぎて、つかず離れず、意識した生活をしていました。そして時には2〜3年もワークブックに触れずに本棚に仕舞い込んでいる時期もありました。それでもやっぱり、「奇跡のコース」が人生の目的地なのだと感じています。これからも「奇跡のコース」に導かれて歩んでいくと思います。少しずつではありますが、真髄に近づいた今、「奇跡のコース」について、そして気になったワークなどをシェアしてみようと思います。

「奇跡のコース」は、イエス キリストからのガイダンス

後述するように、「奇跡のコース」(ACIM)はヘレン女子がイエス・キリストの声を聞き取ったと言われています。そのため、キリスト、神、神の子、聖霊(ホーリースピリット)といった用語が頻繁に使われます。日本人には、キリスト教徒でなければ馴染みがなく、書の意味を正確に読み取り、理解するには、難しく助けが必要だと思われます。中でも、「A Course In Miracles」の書籍化、校正に尽力したといわれる児童心理学博士であるケネス・ワプニック氏の書籍は理解を進めるうえでとても参考になりました。
個人的には、特にわかりやすかった以下の2冊はおすすめです。

✔︎奇跡講座入門 / 中央アート出版 ケネス・ワプニック著

✔︎奇跡の原理 / 中央アート出版 ケネス・ワプニック著

「奇跡のコース」が世界中に影響を与えるワケ

「奇跡のコース」は日本語訳です。「A Course In Miracles」(ア コース イン ミラクルズ)という原題で『ACIM』として世界中で親しまれています。他にも、「奇跡講座」「奇跡の道」とも呼ばれるそうです。
1965年、ニューヨークのコロンビア大学臨床心理学教授で無神論者だったヘレン・シャックマン女史が

「これは、A course in miracles です。ノートを取りなさい。」という言葉で内なる声を聞き、書き取りを始めて、心理学部長のウィリアム・セットフォード氏がタイプ編集し、7年間も続けられて「テキスト」「ワークブック」「教師の手引き」の3部からなる著となり、1976年に初版が出版されました。

現在では、22言語に翻訳されて、累計200万部以上、関連書籍1000万部以上と言われている「奇跡のコース」ですが、その奇跡の意味するところは神と一体となり「愛の存在を知る」ことです。
また世界は幻想であり、自分の外には何も存在しない、という思想が現代を生きる私たちには理解しづらいことでもあります。しかしながら、「奇跡のコース」(ACIM)はキリスト教徒の多いアメリカで認知されるだけでなく、日本を含む世界中に影響を与えています。もっとも、「奇跡のコース」(ACIM)ではキリスト、神などの言葉が出てきますが、「一般的に語られるキリスト教とは全く共通性がない」(奇跡講座入門/ケネス・ワプニック著)と説明されています。そして、なぜこのような形態でやってきたのかと言えば、キリスト教の誤りが取り消されることが必要だったから。」(同著)
「奇跡のコース」は私たちの知るあらゆる宗教を越えたものだと述べられています。世界中で人々が宗教に救いを求めています。その一方で、多くの人々がまた、「奇跡のコース」に救いを求めています。

それは、ともすればこの世界に生きていく中で、物理的なことに翻弄されて、自分を見失ってしまうわたしたちが、本当の自分を思い出し、表現していくための力強いメッセージがあるからなのでしょう。
ふとした時に、または日常的に感じる、恐れ、後悔、心配、怒り、孤独感、罪悪感、落ち込み、欠乏感から解放されるガイドブックのようなものになっているからなのでしょう。

「私たちを脅かすものはどこにも存在せしない。」

「外から攻撃されるのを恐れた自我を使って自分を守る必要などない。」

「わたしには自由が与えられている。」

そのように実感させてくれるからなのでしょう。わたしにとっても最初は理解が追いつかず、「奇跡のコース」を学び続けることは簡単なことではありませんでした。それでも、冒頭の言葉に導かれて世界中の多くの人々が「奇跡のコース」の仲間となっていることに真実があるのだと思えるのです。

「奇跡のコース」ワークブックに取り組んでわかったこと

「奇跡のコース」を学ぶ時、わたしたちが抱いている思考体系があるのだと教えられます。
「わたしたちは、神から分離してこの世に生まれてきた。」と思い込んでいるというのです。そのために、
わたしたちは、神から罰せられるという思いがあり、罰をうける恐怖と、罪悪感を抱くようになったそうです。しかし、それが誤った思考であり、「わたしたちは、一度も神と切り離されたことはない。というものです。ここでは、簡単に短く説明するにとどめますが、この根源がわたしたちの人生に大きな影響を及ぼしているということです。

「人は鏡」、「思考が現実化する」などといわれるように、自分の内側が投影されて外側の現実を作っているというのは、「奇跡のコース」において最も重要なポイントのひとつです。毎日のワークを通して、このことについて気づいていくことになります。
テキストを読み進めることに抵抗を感じたり、読む気になれなかったり、(何しろわたしの持っている当初のテキストはとても分厚くて重たいのです。)することもありました。また、ワークをしても全くピン!とこない日もありました。
それでも、コースはとても優しくわたしたちを受け入れてくれます。何しろ、神はわたしたちを一度も見捨てたことはなく、そのままを受け入れてくれるのですから・・。だから多くの人々に親しまれるのかもしれません。

まとめ

これは、奇跡についてのコースです。

これは、必須のコースです。

あなたに任されているのは、コースを受ける時をいつにするかということだけです。

今回、「奇跡のコース」について、一番お伝えしたいポイントはここです。

この文章に出会ったわたしたちが、「その時が来た・・」と「奇跡のコース」をスタートするか、「またいつの日かスタートする日が来るのを待つ・・」か、任されているのはまちがいなくわたしたち自身です。

ここでは、「奇跡のコース」(ナチュラルスピリット)および、「奇跡のコース」を学ぶガイドブック(ナチュラルスピリット/香咲弥須子著)を通じて学んだ気づきをシェアしていきます。
「奇跡のコース」を学ぶ分かち合いになりますように・・。

では、今日はこの辺で・・

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

また、別の記事でお目にかかるのを楽しみにしています。

*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

Happy smile♡rie

この記事を書いた人

Rie Sasaki
Rie Sasaki心理学士
「おだやかに自分を大切に生きる」「心地よい毎日を過ごそう!」をテーマに日々の気づきを発信しているrieです。

【資格】
保育士
ライフコーチ(アランコーエン認定ホリスティックライフコーチ)
認定心理士(日本心理学会)
終活アドバイザー(終活アドバイザー協会)
【経歴】
日本語教師(国内/海外)
子ども英会話講師

コーチング とは

クライアント(相談者)さんの人生における悩み、問題解決したいこと、目標達成したいことをテーマにクライアントさんにとってより望ましい方向へ向かうためのサポートをすることや、またそのために必要なアイディア、新しい考え方を共有することでクライアントさんの理想の人生に近づくお手伝いをすることです。